耳鼻科受診のすすめ

相談前の受診

補聴器はリスク・レベルⅡの医療機器です。先ず耳鼻咽喉科専門医師を受診しましょう。

■相談前に心配のある方

弊社では、補聴器の相談の際、以下の8項目のうち1つでも心当たりのある方には、必ず耳鼻科専門医の受診をおすすめします。

  • 耳の手術を受けたことがある。
  • 最近3ヶ月以内に耳漏があった。
  • 最近2ヶ月以内に聴力が低下した。
  • 最近1ヶ月以内に急に耳鳴りが大きくなった。
  • 外耳道に痛みまたは、かゆみがある。
  • 耳あかが多くたまっている。
  • 聴力測定の結果、平均聴力の左右差が25dB以上ある。
  • 聴力測定の結果、500・1,000・2,000Hzの聴力に20dB以上の気骨導差がある。
■病院での補聴器相談

弊社ではご来店しにくい方、耳鼻科医との連携を希望される方のために耳鼻科にて補聴器(外来)相談を広範囲に行っております。

補聴器相談は、通常予約制になっており、事前に受診して頂いてからになります。
受診の際、補聴器相談をご希望の旨を先生にお伝え下さい。

  • きこえが悪く困ること、訴えをお伺いします。
  • きこえを調べます。ラウドネス測定、言葉の理解など。
  • 仮フィッティングによる試聴をします。補聴器装用による言葉の了解度の確認。
  • 補聴器の形状ごとの特徴、価格、取り扱いの違いなどを説明します。
  • 決定した形状の取り扱いを説明します。
  • オーダーメイド補聴器の場合、耳型を採取し、次回お渡し時に効果測定、取扱説明をします。
  • 補聴器の貸し出しも行っております。

以上のような内容で、約1時間かかります。相談当日は時間に余裕を持ってお越し下さい。
病院での補聴器相談をご希望の方は、最寄りの病院をご紹介します。弊社までお問合せください。

装着後の受診

弊社では、補聴器装用を開始した患者様にはご紹介頂いた耳鼻科医へ、補聴器フィッティング内容の報告とともに、再度受診して頂くようお勧めしております。
それは、装用した補聴器でのきこえを耳鼻科医に確認して頂くためです。

また、直接来店されご購入して頂いた方には、掛かりつけの耳鼻科医への受診をお勧めします。
今までに耳鼻科受診を受けたことがない方には、最寄りの耳鼻科医を紹介しております。

装着後の受診

聴覚障がい者の福祉

  • 法の定める程度であると診断されますと、身体障がい(聴覚障がい)者と認定されます。
  • 身体障がい者は福祉用具の公共給付に関する様々な法制度により、補聴器などの交付が受けられます。
  • バス等の交通費の補助や税金の軽減があります。